目まぐるしい脳内の働きは執着
何か気になるとなかなか考えるのをやめられない。
こういうのは大抵、ネガティブなことが多い。
そしてこれがこうだったらどうしよう、というような形すらないはずの不安だ。
脳内というか、精神というかはもう振り回されっぱなしだ。
答えが欲しい、今すぐに。
安心出来るそれ、だ。
でもそんなものがないからこそ囚われてしまうのだ。
根本には、執着。
握りっぱなしの希望とか、当たり前に思い過ぎの平穏。
不安がそのままの形で具現化されることなんて、まずないのだ。
ありはしなかったことが最多。
あっても大したことないのがたまに。
最悪なんて、ほんと、思い出せないのだけど。
今日も何かが気になってはざわざわしている。
大丈夫、大丈夫と希望を上乗せしながら、そんなこと、唱えながら、じりじりする心を撫でる。
何もかもをありのまま、受け入れられる私であったなら、心はどんなに平穏だろうか。
そんな境地にはなかなかなれないのだろうけども。
握り込んだ執着を緩められたら、その隙間の分だけ、きっと楽になれる気がしている。
深呼吸、浅い息を深く、深く。
何が起きても大丈夫、と思えるように、今日もきっと練習なのだ。